定年までに目指すリーダーと慕われる技術者

定年まで一介のシステムエンジニアで終わるよりは、職場で必要とされるような技術者を目指した方が、強いやりがいが感じながら働ける。仕事に対する普段の取り組み次第では、職場でリーダーとして慕われるような存在にもなれる。
この目標を達成するための手段として、率先して仕事に取り組む積極性を示す方法が役に立つ。いつも後ろ向きで愚痴をこぼすような人物よりは、何事にも前向きで明るいエンジニアの方が職場では慕われる。本人は前向きであろうと意識していても、実際の仕事中の行動を改めて振り返ってみると事情が違うケースはよくある。
本人も意識せず、愚痴や不平不満を多くつぶやいていることもよくある。そのような後ろ向きの姿勢では、職場で他人からあまり信頼されない。定年までまだ少しでも時間があるなら、リーダーとして信頼されるシステムエンジニアになるため、改善が必要な部分は改めるよう取り組んだ方が気持ちよく定年退職できる。
リーダーに認められる大きな鍵となる場面が、職場では直面する事もある。誰もがあまり引き受けたがらないような業務を、自ら率先して引き受けられる人物は尊敬される。自己保身を考える人物では他人から信頼されるのは難しい。
そのため時には損得勘定を捨てて、面倒な仕事でも引き受けるように心掛ける事が役に立つ。定年を迎える時に惜しまれながら送り出されるか、あるいは誰にも見向きをされないで職場を去ることになるかは、仕事への姿勢で大きく変わる。